
今日はちょっと、自分の気持ちの整理のためにこれを書こうと思います。
誰かに伝えたいわけでも、育児の正解を探したいわけでもない。ただ、あの時間に私が感じたことを残しておきたくて。
お風呂の時間。
普段からあまり得意じゃないうちの子。今日は特に様子が違った。脱衣所に入ったときから「入りたくなーい」って冗談っぽく言ってた。その後も「髪洗いたくなーい」「上がりたくなーい」と、声にならない「あー!」って叫びを何度も繰り返していた。
その叫びは、言葉じゃないけど、確かに「イヤ」「つらい」が詰まっている感じで。私も最初は「そうか、入りたくないのか。んじゃママはお風呂に入ってるね〜。」って声をかけたけど、「い・や・だー!は・い・るー!」って感じ。だんだんとお互い疲れてきて。
「汚いままでいいんだね。頭の中ノイズがいっぱいになるよ」
つい、そんなことも言ってしまった。ノイズっていうのは、うちの子がYouTubeで見ている悪役みたいなキャラの名前。嫌いな存在として認識しているから、ちょっと脅しみたいな言い方になってしまった。
結局、「いやー!髪洗ってー!」って叫ぶので私が髪を洗ってあげた。
お風呂から上がるときもグズグズして体が拭けず。「お手伝いしてくれないと何もできないよ」というと「あー!」って。「マジ無理」って言葉にもなった。
「したくないならどうぞ」って声をかけても、ただただ「あー!」って声を出さない叫びを何度もしていた。
私も限界がきていた。
正直、毎日仕事して、帰ってきて、家事して、子どもの世話して、心も体も余裕なんてほとんどなくて。今日は子どもが感情をぶつけてくるのを受け止められるほど、私は大きな器じゃなかった。
「手伝ってほしいならきて」って伝えても、泣き声でかき消されて。
ついに私も強い口調になった。
「ちゃんと話してくれないとわからない!なんて言ってるの!」
その瞬間、ああ、私、今すごく余裕ない。子どもだって、今うまく言えないだけで、きっと伝えたいことがあるのに。声にならない叫びをあげるくらい苦しかったんだ。
なのに、私もその気持ちに寄り添えず、自分のキャパのなさをぶつけてしまった。
そう思ったら、涙が出そうになった。
育児って、こういうことの積み重ねだと思う。
良い日もあれば、ダメな日もある。
ちゃんと受け止めてあげられるときもあれば、逃げたくなるときもある。
私は完璧な母親じゃない。きっとこれからも、こういう日が何度もくる。
でも、そんな自分も含めて認めていこうと思う。
できなかったことばかりに目を向けず、今日もなんとか乗り越えた自分を、少しだけでも労わろう。
そしてまた、明日から少しずつ、子どもの「声にならない声」を受け止める余裕を持てるように、自分を整えていきたい。
読んでくれてありがとう。
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