
子どもの癇癪って、1回スイッチ入ると次々に別の“イヤ”に連鎖すること、ありませんか?
うちの場合、「YouTubeはおしまいね」から始まり、「お風呂入らない!」→「ご飯食べない!」→「寝ない!」とフルコース。
この流れで私が「じゃあちょっと離れて落ち着こうか」とすると…
「行かないでーーー!!!」と泣きながら追いかけてくる。
しまいには「まま!まま!まま!」と連呼。
あ、これは離れる作戦は逆効果だな、と悟りました。
癇癪の中身は「怒り」だけじゃない
大声で泣いている姿を見ると「怒ってるな」と思いがちだけど、実はその裏には不安と混乱があります。
「ママがそばにいない=見捨てられた」と脳が誤解して、泣きがさらにヒートアップ。
これ、距離を取れば取るほど燃料を追加してしまうパターン。
じゃあどうする?
私が試してみてうまくいくことが多かったのは、**そばにいながら空気を変える“環境リセット”**です。
- 近くで座り込む
ドサッと座って「ママ、ちょっと休憩するね〜」とだけ言う。話し合いはしない。 - 静かな動作に切り替える
ハンカチをたたむ、洗濯物をたたむ、ティッシュを重ねる。声はかけずに、動作で空気を変える。 - 手に触れるだけ
手を握る、肩に手を置く。言葉を使わず、触覚で安心を伝える。 - 呼吸を合わせる
子どもの肩をトントンしながら、自分の呼吸をゆっくりに。呼吸は意外と伝染します。
ポイントは「説得しない」
癇癪の最中は、子どもの耳にはほぼシャッターが降りています。
「落ち着いて」「静かにして」は届かないどころか、逆に「ママも怒ってる」と感じてしまうことも。
だから、その場で解決しようとしないほうが結果的に早く収まります。
嵐が過ぎたあとに話す
泣き疲れて落ち着いてきたら、短く振り返る時間を。
「大きい声出てたね」「びっくりしたよ」と、軽く事実だけを共有。
反省会ではなく“気づき”程度で十分です。
癇癪って、親子で同じ坂を転がり落ちているみたいなもの。
でも、ブレーキをかけられるのはやっぱり大人のほう。
距離を取れない子の場合は、「くっついたまま、ママだけ先に落ち着く」。
それが、少しずつ嵐を小さくする方法なんだと実感しています。
今日もまた「まま!まま!」コールが来ても、
「この子は不安なんだな」と思いながら、そばで深呼吸してみようと思います。
☕ ちょっと一息、あなたの好きなコーヒーでほっとひと息。
お気に入りの香りと味わいが、今日の疲れをやさしく包み込みます。
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